薬効豊かなお湯は名湯とよぶのにふさわしい

温泉津温泉のある町は、石見銀山が始まって以来、銀の積出港としての役割を果たしてきました。そんな場所にある温泉津温泉は、石見銀山で栄えた温泉地です。港町でもある温泉津温泉は、「石見銀山遺跡とその文化的景観」として世界文化遺産に登録されました。町は今でも当時の面影や雰囲気を色濃く残しています。 温泉津温泉の温泉街は、細い道沿いにあります。昔ながらの造りの温泉宿などが続いています。にぎやかな歓楽街的な雰囲気の温泉街ではなく、鄙びた昔ながらの温泉情緒の漂う静かな温泉といった雰囲気がします。そんな温泉津温泉の温泉街は、温泉街としてははじめて、2004年に国の重要伝統的建造物群保存地区にも指定されたところです。温泉津温泉の歴史はとても古く、今から約1300年前にさかのぼることができます。温泉津温泉は、戦国時代から江戸時代にかけては石見銀山の銀を積出する港として、大いに発展をしてきたという歴史があります。 温泉津温泉には2つの共同浴場があり、それぞれ、「元湯泉薬湯」「薬師湯」です。それぞれの共同浴場は別々の源泉を持っています。そのため、施設によって温泉の泉質や効能も異なります。薬師湯は2005年には、日本温泉協会により、最高評価を受けた温泉です。オール5の最高評価を受けた温泉は、中国・四国エリアではこの温泉津温泉の薬師湯だけです。そのお湯は薬効が豊かなで、まさに名湯とよぶのにふさわしい温泉です。さまざまな症状に効能があるといわれています。生活習慣病のさまざまな症状によく効くといわれています。他にもリウマチ、関節炎、慢性皮膚炎、婦人病、運動麻痺などさまざな症状に効能があるといわれます。そのため、全国から湯治に訪れる客が後を絶ちません。

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